今日は、心温まる素敵な物語、『おつきさまこんばんは』をご紹介します。夜空とお月さまのコントラストが美しいこの絵本は、小さなお子さんの寝る前の読み聞かせに最適です。静かな夜にひっそりと輝くお月さまを通して、子どもたちの心に笑顔を届ける物語です。
基本情報
- タイトル: おつきさまこんばんは
- 作者: 林 明子
- イラストレーター: 林 明子
- 出版年: 1986年
- 出版社: 福音館書店
- 対象年齢: 幼児から
内容紹介
『おつきさまこんばんは』は、夜空に輝くお月さまと、それを見上げる地上の小さな生き物たちの物語です。お月さまが登場する夜は、いつも何か特別な魔法が起こりそうな予感でいっぱいです。しかし、突然現れる雲によってお月さまが隠されてしまう場面も。そんな時、雲とお月さまの間でどんなやりとりがあるのでしょうか?そして、再びお月さまが明るく輝き始めると、その優しい光が静かに周囲を照らし、幸せの雰囲気が広がります。
特徴
この絵本の最大の特徴は、林明子さんによる温かみのあるイラストと、シンプルながらも心を動かす物語です。やさしい色使いと、細やかな表情の描写が、お話の雰囲気をぐっと引き立てています。また、シンプルながらも心に響く文章が、夜の静けさや、お月さまとのふんわりとした繋がりを感じさせます。
発見と学び
『おつきさまこんばんは』を読むと、自然と周りの世界に対する好奇心がわいてきます。お月さまや夜空、雲とのやり取りからは、自然の美しさや不思議さを感じることができます。また、雲が去った後にまた現れるお月さまのように、もう一度輝きを取り戻せることを教えてくれます。
おすすめの読者
この絵本は、幼児期からの子どもたちにおすすめです。でも、実は大人も一緒に読めば、心が和むこと間違いなしです。日々の忙しさに追われがちな大人たちにとっても、ほっと一息つくような、やさしい時間を与えてくれるでしょう。
まとめ
『おつきさまこんばんは』は、林明子さんによる美しいイラストと、心に残る物語で、読む人の心を温かくします。夜空を見上げることの楽しさや、自然の美しさ、そして子どもたちの想像力を豊かにしてくれる素晴らしい絵本です。この絵本を通じて、お月さまや夜空の不思議を一緒に探求しましょう。
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